
皆さんの中で、「この人どうにかならんかな?」っていう人はいますか??
僕はいますね。
学生を見てるといつも思ってしまうんです。
「なんで掃除ができないのかなー?」「なんですぐにものを壊してしまうんかなー?」
みたいに、「もっと〇〇してくれたら良いのに。」というふうに求めてしまうことがあるんです。
特に主婦の方は右よく思うんじゃないでしょうか?
「旦那もしっかり子供の面倒を見てほしい!」「子供に勉強をさせたいけどしてくれない。」
など、たくさん不満を抱えている方も多いと思います。
実際、他人を変えるのはとても難しいことです。
変わってほしいと思っている相手本人が、問題意識を持って「変わりたい」と思えないと変わりません。
もし、自分の感情とは真逆のことをしていたら、それは「洗脳」していることになります。
操っていることになります。
僕の記事では何回も言っていることですが、「他人を変えることはできない」ということです。
変えられないものを変えようとすると、自分にものすごいストレスが溜まることになります。
僕の身近な人もそれで心が病んでしまい、心療内科に通院していました。
人間関係のトラブルの多くは、「他人の課題に干渉する」ことで発生してきます。
例えば、「子供に宿題をさせたい。」というので話をすると、
子供の宿題は、子供の課題です。
親の課題ではありませんし、やっていなくて怒られるのは子供本人です。
やる、やらないを決めるのは子供本人なんです。
親の課題は、子供を暖かく見守ることだけです。
では、どのようにして変わっていってもらうのか……….
2つ紹介したいと思います。
伝え方
まず一つ目は、情報を提供することなんです。
「〇〇しなさい!」というとやりたくないものに対して、「やりません」と言います。
むしろ言われてやるのが一番イヤなんですね。
自分の意思でやりたいものです。
伝え方としては、
子供に対して「勉強しなさい!」ではなく、「勉強できる男はかっこいいと思うなー。」
「掃除をしなさい!」ではなく、「掃除をしてくれたらお母さんは気持ちがいいなー。」
「時間を守りなさい」ではなく、「時間を守れる人の方が信頼できるなー。」
このように、
「これをすることによって、誰かが喜んでくれるんだ!」「これはできた方が立派なんだ!」
と、メリットを話してあげることで、自分から動こうと促すことが大切なんです。
やるかやらないかは別として、「こんな情報がありますよ!」「こんないいことがありますよ」と中立的に伝えることが大切です。
お互いに命令形にならないように気をつけましょうね!!
自分が変わる

これは何度も言わしてもらっていることですが、自分が変わることが一番大切なんです。
「〇〇をさせる」という伝え方から「〇〇したい」と思わせる伝え方に変えるということです。
イソップ物語に出てくる「北風と太陽」というのがあります。
この2つが力比べをすることになり、どちらが先に旅人の上着を脱がせられるか….
というお話があります。

北風は、強い風を吹かして、旅人の上着を脱がそうとしますが、
旅人は寒くなって、上着を強く抑えて飛ばないようにしました。
一方太陽は、日差しを照りつけることで、旅人は暑くなって、快適を求めて自分で上着を脱ぎました。
いろんな解釈ができるお話ですが、
無理矢理なやり方と、相手に「したい!」と思わせるような快適さを与えるこんな解釈もできます。
「〇〇しなさい」と言っていた自分から、
「〇〇できてよかったね!」「〇〇できることはすごいことだよ!」とポジティブに褒めることができる自分に変われば、相手も「もっと褒めてほしい!」「もっと成長したい!」って思えることができ、
「させられた」から「もっと〇〇したい!」に変わっていくんです。
何度も話をしている自分が変われば相手も変わる。
これを肝に銘じて過ごして行けたらいいですね!!
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