皆さんの周りには、嫌がらせをしてくる人やマウントをとってくるイヤな人はいますか??
僕の周りにもいます。(笑)
マウントをとってくる人って本当にイヤなやつですよね?
もうその人のことを想像しただけでイライラしてくるような感じがします。(笑)
最近「マウンティング(マウントと使われている)」が日常的に使われるようになりました。
「自分の方が賢いですよー」「僕の方が優れてますよー」「私の方が周り見えてますよー」
こうやって、自分の優位性をアピールすることを『マウンティング』といます。
このマウンティングをしてくる人は、男性に比べて女性の方が「マウンティングされたことがある」と答えた人が、84.3%もいたそうなんです。
人に嫌がらせをしたり、攻撃してくる人は何がしたいんでしょうか??
そういう人は、「劣等感が強い人」で、人を貶めることで、自分の優位性を確認して、優越感を持ちたいんです。
優越感を持ちたければ、何か努力をして結果をだしたり、誰よりも可愛くなる、かっこよくなる努力をすればいいのに、そんな努力は怠り、
あたかも「私は(僕は)優れていますよ」というように振る舞い、偽りの優越感に浸る。
こんな人の状態を「優越コンプレックス」というそうです。
こんな優越コンプレックスを抱いている、残念な人たちと関わらないといけない時の対処法が3つあります。
1、スルーする
何か嫌味なことを言ってきたら、スルーすればいいんです。
スルーというのは、「へー」「それがどうしたん?」「大丈夫です。ご心配なく。」
みたいに、受け流す、無視する、リアクションを取らない、ということなんです。
逆に、その嫌味なことを言われ、間に受けて反論してしまうとレベルの低い競争になってしまうので、真に受けた人も同レベルになってしまうんです。
だから「この人は可哀想な人なんだな。」と、無視する。相手にしないということが大切なんです。
2、嫌いな相手を味方につける
一つ目のようにスルーすることによって、自分に被害がなければいいんですが、
同じ職場で仕事がやりづらくなったり、人が集まる場所で空気を悪くさせてしまうと思った人は、
嫌いな人を味方につけるんです。
どうやって味方につけるのか、
それは、嫌いな人を頼ったり、褒めることです。
例えば嫌いな人に対して……….
「本を貸してくれない?」
「この書類わからないんだけど教えてくれない?」
「この前の試合君すごかったね」
「あの仕事やっぱり君に任せてよかった」
こんな感じです。
人間は、行動と感情が食い違った場合、それを一致させるような心理の働く効果があるそうなんです。
この効果を「ベンジャミン・フランクリン効果」と言います。
この人は、アメリカの100ドル札の肖像画にもなっている政治家で、ある日、あまり仲良くなかった政治家に「本を貸してくれないか?」と頼むと、貸してくれたそうです。
その後は関係性も良くなっていったそうなんですね。
このように、嫌いな相手だからこそ味方につけることによって、嫌いな人を減らしていけるメリットもありますし、自分が人間関係に対して成長できると思うんです。
味方につけるやり方としては、前回も話をした、「自分が変わって相手も変わる」というイメージですね。
3、自分がその人よりも遥か上の立ち位置になる
そもそも、なぜ嫌味なことをされたり、マウンティングをされるのか、
それは、ナメられているからなんです。
自分よりも同程度かそれ以下と判断された時に、マウンティングされるんですね。
「この人には絶対に勝てない」「この人と競い合っても無駄だ」
と思っている人に対してマウンティングをとることはないはずです。
パナソニック創業者の「松下幸之助」は、
出過ぎた杭は打たれない。
と言っています。
職場の人間関係であれば、社内で一目置かれるような存在になることです。
学校なら、一番の成績をとったり、部活でも一番活躍できるように努力することです。
マウンティングをされて「悔しい」という感情をエネルギーに変えて、「もうこいつには敵わない」と思わせるまで自分と向き合い、努力するんです。
そうなってきたら、イヤなこともマウンティングもされなくなると思いますよ。
今回お話をした3つのことを頭に置いて、嫌いな人とでもうまく付き合って行けたら良いですね!!
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